まず、あなたにいう事があります。

「人の気持ちはわからない。」という事です。

 

どんなに同じ経験をしているように見えたとしても、

それは違います。

 

例えば、受験に落ちたという同じ経験をした人がいたとしても

あなたと、勉強の量や、想いや、受験するようになった背景や

、得意科目も違う。

 

でも、受験に落ちたという経験は一緒。

 

だから、それで落ち込んでいる人がいたら、

「そりゃそうだよね。わかる」って言いたくなるんです。

でもね、結果が同じように思えるだけです。

似たような気持ちが起きているかもしれないけれど、違うんです。

自分の気持ちと相手の気持ちが一緒だと思う事を「同一視」と言います。

 

一緒だと思った時から、

違うという可能性に目を向けにくくなります。

そうすると、その人の本当の気持ちを見逃すことがあります。

 

さらに、一緒だと思う事で、

自分の気持ちが反応して、

”同情”する気持ちが起きてきます。

 

同情とは、

自分の経験則、

そして自分の価値などの枠組みから相手を理解しよう とすることで、

少し哀れみが含まれています。

 

残念ながら

同情は、理解しているということにはつながりません。

 

話を本当に聞く時は、

自分の経験や枠組みをなるべく置いておく必要があります。

その方が、相手の話を自分のフィルターを通さずに聞けるからです。

そして、相手の話を自分の経験とあてはめずに、

相手の世界を理解しようとすることが大事です。

 

まずは、そこからです。

”分かる”のではなく、”分かろう”とすることが大事です。

人の気持ちは、誰にも分らないんですから。