人が前を向く為の話の聞き方

  人が前を向く為の必要なステップは何だと思いますか?

ヤル気を出す事、勇気を持つこと、

自分を認める事、自分の気持ちを解消すること。

色々な要素があります。

 

今日は、その要素の中の一つの、

自分の気持ちを解消することについて話していきますね。

話を聞く時に、もちろん前を向いてほしいから、

「そんないつまでもくよくよしているなよ!」

「お前ならできる!」 と熱く、

熱く訴えかける事も時には大事です。

”人”と”人”とのぶつかり合いというか、

人と人との本音の気持ちを通じて、

自分の気持ちに気づいていく そんなプロセスです。

 

まっすぐ、自分が素直に今感じている気持ちを

言葉にして相手に伝えるのです。

 

これは、晩年に

カール・ロジャーズというカウンセリングという言葉を作った方が行っていた、

グループカウンターに似ています。

もちろん、こういう話しの聞き方も大事です。

本音で接することも大事です。

 

むしろ、お友だち同士で、本当に信頼している同士であれば、

こういった接し方の方が効果があることが 多くあります。

しかし、今回は、そういった気持ちと

気持ちとの力強いやり取りとは別のやり方をあなたにお伝えします。

 

それよりも少し緩やかなプロセスです。

どちらを選ぶかはあなたの好みで選んでみてくださいね。

さて、それではその緩やかなプロセスです。

話を聞く時に、相手が悩みを抱えていて、

どうしても後ろ向きな時がありますね。

「もう、すごく辛い、、、何であんなことしたんだろう、、、」

といったように、後悔したり、苦しみを抱えているケースです。

 

こういう時に、アドバイスをしてもなかなかうまくいきません。

ここで大事になってくるのは、

その辛さ、後悔に、その気持ちに至るプロセスに声を掛ける事です。

 

人はみんながんばってるんです。

辛いこと、なんであんなことをしたんだろうという後悔も

あなたに会うまでに沢山味わって、

沢山後悔をしてきているんですきっと。

 

だから、その人に対して、考えてもしょうがない!

といっても、それこそしょうがないのです。

だって、止まらないから、、、。

 

それよりも、その言葉が出てきた背景に想いをはせて、

その大変だった過程に声を掛けることが大事です。

それは、その人のそれまでの苦しみや後悔を”いたわる”ということです。

 

「悲しみや辛さを一身にずっと一人で背負ってきましたね。

それは本当に辛かったですね。 そして、真剣に向き合ってきたからこそ、

その後悔もできたはずだと、つかめたはずだという後悔も、

悔しいですね、、、。 ご自分の選択とよく向き合ってきましたね。

そろそろ肩の荷を下ろしたいですね。」

 

といったように、

その辛さや悔やむ気持ちに声を掛けるんです。

 

そうすることで、

その人はそれまでの自分の気持ちを認めて、

受け止めて、受け入れる事が出来るんです。

 

すると、気持ちがすっと楽になるんです。

あなたもありませんか?話を聞いてもらって、

自分を受け入れてくれた、わかってくれた、

自分はこんなにも辛かったのかと涙したことが。

それが気持ちが解消するという事です。

そうして、人は後悔してきた事や、辛さと向き合い、

自分の気持ちに気づき、前を向く準備が出来るのです。