質問しすぎると引かれる3つの理由

2015-09-23

質問しすぎると引かれる3つの理由

■理由その1 質問は、強制力があり、答えないといけないと思うから。

質問されると、人は「答えなきゃ・・・」って思います。

必ずしも、答える必要はないんですけどね。

でも、なかなかそうはいかないですね。

無言だと、無視されているって思われちゃうし

「言わなきゃダメ?」っていう時も、

場合によっては なんか雰囲気壊しちゃうし、、、といったように、

質問された側も結構困ることも多いものですね。

 

そして、「質問していい?聞いていい?」

と許可を取るのも、 選択権を聞き手が、

話し手に委ねているつもりなんだろうけど、

これもまた”ダメ”とは言えないんです。

 

つまり、変わってないんですね。

通常の質問と。

そして、質問ばかりされてくると、

尋問されているような感じも出てきて、

答えねばならないという気持ちが出てきて、

嫌になるんです。

 

れが多くなってくると、

根ほり葉ほりきかれているようで、

さらに嫌だな~となってくる。

負のスパイラルに陥ってしまいます。

 

■理由その2 質問が多すぎると、尋問になってしまうから。

  質問が多すぎるという時は、

一方通行的なコミュニケーションになりがちです。

日常生活の場面では、

誰も尋問をしてほしいとは思っていませんね。

”お互いに”コミュニケーションを取りたいんです。

 

コミュニケーションはよくキャッチボールに例えられます。

お互いに相手の取りやすいところにボールを投げて、

受け取り、 そしてそのボールを相手に返すんです。

”質問しすぎ”という状況は、

ボールをずっとひたすら相手に何個も何個も投げ続けている。

そんな状況と似ています。

 

そして、そのボールには、質問が書いてあり、

それを読んだ人は答えないといけない。

でも、次から次へと質問が来るから休む暇もない。

 

”ちょっとやすませてよ・・・”なんて気持ちも出てくるのも当然です。

そして、”もう勘弁して・・・”という気持ちも出てきますね。

だって、中にはそのボール受けたくないんだけど、

というのが多く混じっているからです。

 

それはもう取りたくないわけです。

その球は取りやすくもないし、

剛速球だったりするのに、投げられてくるから、取らないといけない。

 

ると、こんな気持ちが湧いてくるんです。

”自分の順番はいつになったらくるんだろう”

”この人は私のこと考えてくれてるんだろうか”

”この人は人の話を聞いているんだろうか?”

”別にもういいんだけど、聞いてこなくて…”

そんな気持ちが湧いてくると、

もう相手に対してボールを投げようとも

そんなに思わなくなってきます。

 

自分に来る質問を凌ぐのが精いっぱいで、

疲れてしまったから。 そうなると、

もうこのキャッチボールを続けることは難しくなってしまいます。

そうなる前に、質問は”適度に”することが大切です。

 

そして、質問して帰ってきたボールを”受け取る”

という事が大事です。

 

よくこんな事ありませんか?

聞くだけ聞いて、

「へ~、そうなんだ、それでさこれは?」

ってさらに聞いてくる場合です。

 

これは、相手から帰ってきたボールを受け取らずに、

よけているんですね。 そうではなくて、

「そっか、そんなことがあったんだ。大変だったね。よく答えてくれたね。ありがとう」

と、投げ返してくれたことに対してきちんと受け止めて、

こちらも答えるということが大切です。

 

さらに、相手が取りやすい球を投げられるようになると

もっといいですね。

■理由その3 質問は、相手に負担をかけるから。

  質問をすると、多くの場合答えてくれるわけです。

そして、聞かれた時に、

相手が聞きたい内容を聞いてきますから

それが受け手にとって良い事でも悪い事でも、

自分の中の記憶や経験、

価値を引っ張りだして 答えないといけないんです。

 

つまり、自分の内面と向き合う作業が

質問を答えるには必要な時があります。

表面的な質問であれば、例えば出身は?

とか、そのレベルであれば自動的に答えられます。

 

けれど、「どうしてそんなことしたの?」とか、

「どうして仕事やめたの?」とか、

そういう自動的に答えられない質問になってくると、

自分の内面と向き合う作業がいるわけです。

その作業は、負担がかかるんです。

 

楽しいことであれば、

逆にエネルギーが湧いてくることもあるでしょう。

でも、そうでない時は往々にして、

相手に負担がかかることが多いのです。

 

例えば、先ほどの「どうして仕事やめたの?」

という質問をされると、 嫌だった思い出や、

思い出したくない事、あまり話したくない事が思い出されます。

 

これは、”答えなくても”です。

 

聞かれるだけでもということです。

すると、辛いんです。その嫌な体験を再体験してしまうからです。

それが、より具体的な質問になればなるほど、

その再体験の質は高まり苦しさが増してきます。

そういった場合は、

苦しさ、辛さ、悲しみなどが思い出されて、

もう”答えたくない”気持ちが出てきてしまうのです。

聞きすぎて、

余計に落ち込ませてしまった経験はありませんか?

それは、これと同じ状況を生み出してしまったから

起きたともいえます。

(※聞きすぎて落ち込みが増すようなら、

時にその話に敢えて付き合わずに、話題を変える事も大事です。)

その為、相手に聞く時は、

そういった可能性を考慮にいれて配慮して聞く事が大事です。

 

そして、聞いて答えてくれたら、

それの気持ちに対してありがとうと伝えたり、

出てきた気持ちをねぎらったり”ケア”する事が大事です。

 

自分の内面に取り組むにはエネルギーがいるんですから。

 

さて、質問しすぎると引かれる3つの理由をお伝えしました。

質問もコミュニケーションの一つですが、

質問にはある種の強制力があるということ、

そして質問ではなく、 尋問をしないということ、

負担をかける事があるので、聞きっぱなしないことと、

相手が答えてくれた気持ちに対して いたわること。

以上の3点を考慮して、相手との距離が広がらず、

近づくように質問してみてくださいね。


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